「水性ウレタンコーティング」とはどんなもの?

ウレタンコーティングって何種類もあるの?

水性ウレタンコーティングと、油性ウレタンコーティングと2種類あるんだよ。
「ウレタンコーティング」には、「水性ウレタンコーティング」と「油性ウレタンコーティング」とあります。
このページでは「水性ウレタンコーティング」について解説しますね!
「水性ウレタンコーティング」とは?
一般的に「ウレタンコーティング」と呼ばれているものは「油性ウレタンターコーティング」のことを指します。
ですので説明に「ウレタンコーティング」とあるものは「水性ウレタンコーティング」と混同しないようにしましょう。
以前「油性ウレタンコーティング」には安全性に疑問があるといわれたものがあったため、登場してたのが「水性ウレタンコーティング」です。
「水性ウレタンコーティング」とは、水性のウレタン樹脂を使ったフロアコーティングのことです。
なんとなくフローリングのワックスと混同してしまう方もいるようですが、フローリングの「水性ワックス」とはパラフィン、カルナウバ蝋など「ロウ」が主原料です。
このワックスの場合は、施工表面が柔らかいため、数ヶ月ごとに剥離して塗り替える必要があります。
「水性ウレタンコーティング」の場合は水溶性とはいえ、硬化させることでフローリング上にしっかりとした皮膜が形成されるため、数年メンテナンスの必要がない耐久性を持ちます。
この耐久性こそがワックスとの違いなのです。
「水性ウレタンコーティング」のメリットとデメリットって?

水性ウレタンコーティングのメリットってなにかな?

低価格で、メンテナンスいらずのコーティング!
先ほどちょっと触れたように「水性ウレタンコーティング」はもともと「油性ウレタンコーティング」のなかに安全性に疑問があるものがあったことから普及してきた経緯があります。
「フロアコーティング」のなかで比較的低価格なことが支持されており、さまざまな特徴があるのです。ここでは「水性ウレタンコーティング」のメリットとデメリットについてご紹介しましょう!
①「水性ウレタンコーティング」のメリットは?
- フロアコーティングの中で一番低価格
- 5年くらいの耐久性があり、その間のメンテナンスがいらない
- 耐水性があり、メンテナンスは水拭きでOK!
- 重ね塗り、剥離して塗り替えることが可能
「フロアコーティング」がフローリングの保護効果としてやってみたい!という人は多いのですが、どうしても躊躇してしまうのはやはり「コスト」ではないでしょうか?
施工コストが気になり二の足を踏む人が多い中、低価格で気軽に施工できることから、「水性ウレタンコーティング」をと支持されている場所があります。
特に定期的にコーティングをやり直すと考えている人はこのタイプを選びます。
施工してしまえば、3年から5年ほどその効果を発揮してくれるため、美しさをキープしつつ、メンテナンスもほとんど必要ないので楽なのです。
また安全性についても信頼度が高いため、赤ちゃんやお年寄り、ペットがいるご家庭に人気になっています。
また他の「フロアコーティング」には剥離や塗りなおしが難しいものがありますが、「水性ウレタンコーティング」なら剥離、塗り替えができるものがあるため、数年ごとに施工する、という方もいるようです。
②「水性ウレタンコーティング」のデメリットは?

水性ウレタンコーティングのデメリットってなにかな?

耐久性の低いところかな・・。
- 他のフロアコーティングに比べて耐久性が低い
- 他のフロアコーティングに比べ硬度が低い
- 耐薬品性が強くない
「水性ウレタンコーティング」は他のフロアコーティングに比べて耐久性や硬度が低いため、一見劣るという風にも思えます。
しかし、これはその家の生活の仕方によっては合う合わないがある、と考えるべきかもしれません。
但し耐薬品性は強くないため、除光液だとか、ペットのおしっこなどで反応してしまい、コーティングが傷んでしまうことがあります。
こういったことを理解して考慮しつつ、どのコーティングにするか検討するといいですね。