耐久性のあるフロアコーティングも剥がれるの?

フロアコーティングって剥離するのかな?

種類や耐久年数にもよるかな。
耐久性が高く、フローリングをいつまでもきれいに保ってくれることを目的に施工する「フロアコーティング」ですが、コーティングそのものにキズが付いたり、剥離するなんてことはないのでしょうか。こんな時はどうしたら良いのでしょうか?
まずは業者に保証を確認したいのですが、ちょっとしたキズなどは自分でもできるのでチェックしました。
フローリングの補修・剥離のポイント
- 水まわりが一番傷みやすい
- フロアコーティングした場合、アフターフォローがあるか確認を
- 中古物件の場合は、何社か業者に見積もりをとってみる
- コストを調べる
- 簡単な傷などは、自分でDIYしてみる
家のリフォームってけっこう大変!
家のリフォームって予想以上に費用がかかるのかな・・。

水廻りは特に劣化がすすんでたりすると、予算を上回る場合もあるよね。
中古マンションってピンきりで、リフォームしてない物件だとほんとにビックリするくらいボロボロだったりするんですよね。
私も購入して、特に気になってきたのが「フローリング」だったんですよね…。
でも「フローリング」のほかのキッチンのコンロだとか、洗面台のほうが先に劣化してたので、そっちから順番にリフォーム。
その都度お金がかかるんで、最初からこういう費用を想定して貯金しておけば良かったなぁと思いました。
気になっているのは、水周りのフローリング
一番気になっているのは、このマンションを購入した段階から色が変化していた、
水周りの部分のフローリング。
フローリングって、水がついたままの状態だと、だんだんそこだけ水分を溜め込んだみたいな状態になって、変色してくるみたいです。
全体的にフローリングが傷んでしまったわけじゃないだけに、困っているし、また余計にそこが目だってしまっているんです。
だからといって全面リフォームする費用はないし…。
いろいろ悩んで調べてみたら、
フローリングを全面張替えしなくても、一部のキズだけ補修してくれるみたいなんですよね。
業者によってはほんとに分からないように修復してくれるそうなので、これは助かりました。
プロに頼んできれいにしてもらうのが一番!ですが、コスト面を考えると、小さな傷なら自分で直してみよう!と思う方もいますよね。
「フロアコーティング」に剥離、補修はどうするの?
もしコーティングに傷がついてしまったら・・。

業者に相談してみてるのが一番だよね。
ハードコーティングでかなりハイクラスなものなら、そういった心配はほとんどしなくていいものもありますが、中には中古物件で補修が必要なものやちょっとしがキズが付いてしまったり、剥離したりするものもあるようです。
ここでは施工した「フロアコーティング」が剥離した場合どうしたらいいの?
そうならないためには?
などという疑問について考えてみましょう。
部屋の使い方やモノによって剥離やキズができることも…
選んだ「フロアコーティング」によって、また部屋の使い方によっては、剥離やキズがついてしまうことがゼロとはいえません。
万が一そういうダメージが発生してしまったら、どうすればいいのでしょうか。
一番いいのは、そういうことが起こった場合でもアフターフォローや複数年保証がついている会社に最初からお任せしておくこと。
コーティングに自信がある業者は、万が一そういうダメージができた場合にもプロのやり方で直してくれますし、逆にそういったダメージが起こらないという自信から、保証を付けているようです。
中古物件の補修の場合は・・?
業者によってはほんとに分からないように修復してくれるところもあります。
流れとしては、家具をのけてしまって、ワックスがある場合は除去して、キズ部分を修復して、最後にマニキュアなどで仕上げる、というのが一般的みたいです。
傷んでいた部分がまったく気にならないような仕上がりになるというから、一部修復でもいいですよね。
全面的にフローリングを張り替えてしまうより、手間もかからないし、その上きれいになるんだからかなり良さそうですよね!
費用も張替えより安いみたいなので、何社か見積もりをお願いして、予算が自分の意向にそえば一部補修でもきれいな床が手に入れらますね。
UVコーティングの補修
UVコーティングの補修には専門業者に依頼しなければなりません。
自分で補修するには、「UV塗料」の手配も「紫外線照射機器」も必要になるため難しいでしょう。
修復は機材のそろっている専門業者ならば、簡単にできる作業で、部分的に剥離し再塗布し紫外線をあて硬化させます。
UVを当てることで即座に硬化するため、乾燥に時間も必要ありません。
保証があるならば無料で出来ますが、別途依頼しても「出張費用+15,000円前後」で修復することが出来ます。
剥離やキズができたら自分で直せる?

自分で傷を直せるかな?

そうだね。少しの傷ならなんとかなるかな。補修方法を紹介するよ
ちょっとしたキズは剥離などが施工したコーティングに生じてしまったら、また保証がない契約だったら、「自力で何とかしたい」と思う方もいるかもしれませんね。補修方法を紹介していきますね。
- 補修キット
- スチールウール
- メラミンスポンジ
- めん棒
- ドライヤー
- ウエス(ボロ雑巾)
- 延長コード
- ティッシュペーパー
●補修時に準備するもの
●補修方法の手順
- 1)スチールウールでダメージがあるところを様子をみて削る
(フローリングを傷めないように)
- 2)メラミンスポンジで磨く(研磨が滑らかになるように)
- 3)剥離した中央部分に少量補修剤を綿棒などで塗る
- 4)塗ったらすぐドライヤ-で乾かす 3と4を様子を見ながら繰り返す
できるだけ均一になじませることがコツです。
ただキズや剥離の状態や、不器用な方の場合は、なかなかうまくいかず難しい作業になるかもしれません。
自ら直すと、コスト面はおさえられますが、完璧にきれいな床を・・と思う方はプロの業者に頼む方が長くキレイを維持できそうですね。
「フローリング」って張り替えるといくらかかるんだろう?

フローリングの張替えってどのくらいかかるのかなぁ。

6畳くらいの部屋のフローリングの張替えで、10万弱から20万円くらいかかるようだよ。
「フローリング」とひとことで言っても、実はこれがけっこうさまざまな材質があって、施工方法がいろいろとあります。
比較的安価に施工してもらうなら、合板などのフローリングで、今あるフローリングの上から施工していく、というものになるようです。
これだと、素材そのものも低価格で、かつ今のフローリングを剥がす手間がいらないので、費用が抑えられるみたいです。
あらかじめ把握して予算をたてておくのは大切ですね。
●主に耐久性の高いコーティングの1㎡あたりの単価は以下のとおり。
コーティングの種類 |
耐用年数 |
単価 |
部屋の広さ |
施工料 |
---|---|---|---|---|
UVコーテンング |
20~30年 |
4,500~5,000円 |
50㎡ |
225,000~250,000円 |
ガラスコーティング |
15~25年 |
3,500~5,000円 |
50㎡ |
175,000~250,000円 |
シリコンコーティング |
10~15年 |
3,000円 |
50㎡ |
150,000円 |
アフターフォローがあるかどうかが鍵!

フロアコーティング業者がアフターフォローがあるか確認しておくことが大切!
万が一コーティングにキズや剥離ができたとき、やはり安心なのは、その業者にすぐ相談ができて、アフターフォローでキレイに直してもらえること。
最近の「フロアコーティング」はより硬度や耐久性が上がっているうえに、20年保証など、長期間何かあった場合もフォローしてもらえるというところも多数あります。最初から保証がついているところを選んでいるかどうかが鍵ですね。
万が一剥離などが起こったときも、自分で見様見真似で補修をしても、逆にうまくいかず、剥離以上に見栄えが悪くなってしまうことも大いにありますからね。
苦労したうえで、そういう状態になってしまっては本当にがっかりですよね。
「フロアコーティング」そのものの性能の確認とともに、アフターフォローがどうなっているか、ということをまず確認しておくほうがいいでしょう。
自力で直すより、商品選び、フォローがあるかを
「フロアコーティング」の剥離やキズについてチェックしてきましたが、タイプや暮らし方によっては、剥離やキズができる可能性があるということが分かりました。
施工する前に、業者に見積もりの金額だけでなく、「剥離することはあるか、キズが付くことはあるか」など確認すること、さらにそういったことになったらアフターフォローはどうなっているか、ということもしっかりと確認しておくのがポイント。
じっくりを比較検討することをおススメします。
●コーティングの種類別、補修方法
種類 | 剥離の補修 | 自分での対処法 |
UVコーティング | 部分保証が可能で、小さければ短時間で可能 | 不可。機器が必要なので業者へ依頼しましょう |
ガラスコーティング | 部分保証が可能で、小さければ短時間で可能 | 溶剤(グラスベール6畳で9800円)があれば可能だが、きれいにコーティングするなら業者へ依頼しましょう。 |
シリコンコーティング | 重ね塗り。 | 不可。業者へ依頼しましょう |
ウレタンコーティング | ハードコーティングは剥離不可能。 | 不可。業者へ依頼しましょう |
業者によっては、保証範囲内なら費用はかからず無料で対応してくれることもあるので、まずは業者にアフターフォローがあるか確認をしてみるとよいですね。