フロアコーティングは、どんなものがいいのか悩みますよね!価格も違うし「硬度・厚さ・艶・光沢」と種類により違うので、目的と予算に合ったものを選ぶことが大切です。
フロアコーティングは、フローリングを傷から守り美しさをキープするので、定期的なメンテナンスをしなくても汚れが落ちやすくなり掃除が楽になります。
この記事では、それぞれフロアコーティングの特徴を比較解説しますので、フロアコーティングの種類・特性から選び方を知りましょう。
各種類のフロアコーティングの特徴を比較して理解することで、フロアコーティング選びで迷うことがありません。
フロアコーティングの種類とその特性
フロアコーティングは、床材を保護して美観を保つための重要な工程です。
それぞれのコーティングには独自の特性と利点があり、適切な選択は床の耐久性とメンテナンスに大きな影響を与えます。
この記事では、フロアコーティングの主要な種類とその特性について詳しく解説します。
UVフロアコーティング
UVフロアコーティングは紫外線を照射することで硬化する特殊なコーティングで、このコーティングは施工時間が短く乾燥時間がほとんど必要ないという大きな利点があります。
さらに、UVフロアコーティングは非常に高い硬度を持ち、耐久性と耐摩耗性に優れているという特徴があります。
そのため、UVフロアコーティングは商業施設や公共施設など、高い耐久性が求められる場所に特に適しています。
UVフロアコーティングのもう一つの特徴は美観で、このコーティングは床材の色や質感を活かすことができるので自然な見た目を保つことができます。
UVフロアコーティングは光沢感を調整することも可能で、マットな質感から高光沢な質感まで様々な仕上がりを選ぶことが可能です。
ガラスコーティング
ガラスコーティングは床材の美しさを長期間保つための最適なコーティングであり、その特性は多岐にわたるため床材の種類に関係なくメリットを享受することができます。
下記では、ガラスコーティングの主な特徴をいくつか紹介します。
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耐久性: ガラスコーティングは床材を物理的なダメージから保護しますので、床の寿命が延びて長期間にわたって美しい状態を保つことができます。
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汚れ防止: ガラスコーティングは汚れや液体が床材に浸透するのを防ぎますので、清掃が容易になり床材が新品のように見えるのを保つことができます。
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美観: ガラスコーティングは床材の色や模様をより鮮やかに見せ、床の美しさを引き立てるだけではなく床に光沢感を与えることで空間全体の印象を高めることができます。
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環境に優しい: ガラスコーティングは有害な化学物質を含まないため、環境に優しいと言えます。床材の寿命を延ばすことで、資源の消費を抑えることにもつながります。
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施工の容易さ: ガラスコーティングは、専門的な技術を必要とせず、誰でも簡単に施工することができるのでコーティングのメンテナンスも容易になります。
ガラスコーティングを施工すれば、耐久性・汚れ防止性・美観性・環境への優しさ・施工の容易さといった特性により床材を長期間にわたって保護します。
そのため、ガラスコーティングは床の美しさを維持するための最適な選択肢だと言えるでしょう。
ガラスコーティングの特性は家庭の床だけではなくオフィスや商業施設などの床にも適用可能で、場所の特性やニーズに応じて最適なガラスコーティングを選択することが可能です。
ガラスコーティングは、その耐久性と美観性から特に高級住宅や高級ホテル、レストランなどの施設でよく施工されています。
ガラスコーティングの利点は、これらの施設に限定されるものではなく一般的な家庭でも床の美しさと耐久性を保つための効果的なコーティングになります。
ガラスコーティングが施された床は汚れや液体が浸透するのを防ぐので、清掃の手間を大幅に軽減します。
日々の掃除が楽になる上に安全性が高いので、子供やペットがいる家庭にとっては大きなメリットになります。
さらに、ガラスコーティングは、床材の種類を問わず施工することが可能で、木材、タイル、コンクリートなど様々床材にも施工が可能です。
ガラスコーティングには、耐久性・美観性・清掃の容易さ・環境への優しさ・施工の容易さといった多くの利点があります。
シリコンコーティング
シリコンコーティングは商業施設や公共施設、住宅など様々な場所で使用されており、耐久性と美観から多くの人々に選ばれています。
シリコンコーティングは、特に滑りやすい場所や長期間にわたって美観を保つことが求められる場所に適しています。
シリコンコーティングを選択する前に、シリコンコーティングの特徴やメリット・デメリットを理解することが重要です。
シリコンコーティングは、シリコン樹脂を主成分としたコート剤で耐久性と耐候性に優れています。
シリコンは非常に滑りにくい特性を持っているため、滑りやすい場所での使用に適しておりシリコンコーティングは美観性にも優れています。
シリコン樹脂は光沢があり、色の発色も良いため見た目にも美しい仕上がりとなります。
シリコンコーティングの最大のメリットは、その耐久性と耐候性で傷や汚れ、紫外線などからフロアを守ります。
さらに、シリコンフロアコーティングは、耐摩耗性にも優れているので長期間にわたってフロアの美観を保つことが可能です。
シリコンコーティングは滑りにくいという特性から、高齢者や子供の転倒事故などが起きるリスクを軽減できるので家の中での安全性を高めることができます。
しかし、シリコンコーティングにはデメリットも存在し、一つ目のデメリットとしてシリコンコーティングは、他のフロアコーティングに比べてコストが高くなることがあります。
そして、シリコンフロアコーティングは施工が難しい上に、シリコン樹脂は固化時間が長いため施工には時間と手間がかかるというデメリットがあります。
シリコンコーティングは、その耐久性と美観性から多くの場所で使用されていますが、その特性を理解して自分の床に合うかを考えてから選択することが重要です。
特にコストや施工の難しさを考慮に入れることが必要ですが、長期的な耐久性と美観性を考えるとコストに見合う価値は十分にあると言えるでしょう。
ウレタンコーティング
ウレタンコーティングは、住宅や商業施設などの床材保護と美観向上に注目が集まっている施工法です。
この記事ではウレタンコーティングの特徴とメリット、そしてデメリットについて解説します。
ウレタンコーティングは、ウレタン樹脂を主成分とする塗料を床材に塗布し、床の表面を保護する手法です。
塗布したウレタン樹脂が硬化することで強固な膜を形成し、床を物理的なダメージから守ります。
それでは、ウレタンコーティングのメリットについて見ていきましょう。
一つ目は、床の耐久性向上です。ウレタンコーティングが形成するウレタン樹脂膜は硬く、抗力性が非常に高いため、キズや汚れ、日常の摩耗から床材を守ります。
ウレタンコーティングを床に施工することにで、床の寿命が延びるとともに、床材の張り替えにかかるコストや手間を減らすことが可能です。
二つ目は、美観性の向上です。ウレタンコーティングは乾燥すると自然な光沢を帯び、床が持つ素材感を生かしつつ清潔感と高級感を演出します。
さらに、ウレタンコーティングは、色彩も豊富に選択できるため、空間に合わせたデザインが可能です。
一方で、ウレタンコーティングにはデメリットも存在します。
ウレタンフロアコーティングは専門的な技術を必要とするため、自分で施工しようとすると難易度が高いです。
施工中はウレタン塗料の特有の臭いが発生するため、換気が不十分な場合は、塗料の成分が室内にこもって健康に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、床材の種類によっては、ウレタンコーティングが適用できない床材があります。
例えば、無垢の木材など一部の床材は、ウレタンコーティングによって表面が閉塞し、材質固有の通気性や湿度調整機能が損なわれる恐れがあることです。
ウレタンフロアコーティングには、耐久性向上や美観性向上といったメリットを持つ一方で、施工には専門的な技術が求められ、材質によっては適用できないといったデメリットもあります。
これらを踏まえたうえで、ウレタンコーティングを選択する場合は、使用されている床材の確認や床のメンテナンス方法を知ることが重要と言えるでしょう。
アクリルコーティング
アクリルコーティングは、その耐久性と美観から多くの家庭や店舗などで広く利用されていますが、特性をよく理解し、適切に選択とメンテナンスを行うことが重要です。
アクリルは合成樹脂の一種で、透明性と耐久性がありますので、フロアコーティングには理想的な素材だと言えます。
アクリルコーティングは、床に光沢を与え、美しい仕上がりを実現する上に、耐久性があり、床を傷や汚れから保護します。
アクリルコーティングのメリットは、床を保護して長持ちさせることです。
アクリルコーティングは、床を日常的な摩耗から保護して床の寿命を延ばす上に、アクリルは水に強いので食べこぼしなど汚れが床に染み込むことを防ぐのに役立ちます。
さらに、アクリルフロアコーティングは、床を美しく見せ、室内の全体的な雰囲気を向上させます。
しかし、アクリルフロアコーティングには、デメリットもあります。
一つ目は、アクリルコーティングは時間とともに黄色く変色する可能性があることで、特に明るい色の床には目立つ可能性があります。
二つ目のデメリットは、アクリルが傷つきやすいことです。重い家具や鋭利な物によってアクリルコーティングは傷つきやすく、これらの傷は時間とともに目立つようになります。
アクリルコーティングは、その耐久性と美観から多くの利点を提供しますが、その特性を理解し、適切なケアを行うことが重要です。
アクリルコーティングを選択する際は、そのメリットとデメリットを考慮に入れ、自分のニーズに最適な選択をすることが重要です。
おすすめのフロアコーティングの種類は?
一般住宅ならUVコートかガラスコートがおすすめです。
- UVコート…被膜が厚いのに、硬化に時間がかからない。輝く艶やかな光沢が特徴
- ガラスコート…仕上がりに艶があり、新築住宅におすすめ。落ち着いた仕上がり
- ペットが居る方…犬や猫の動物がいる家庭はこちらを読んでください。
※UVコートとガラスコートが二強です。
住宅向けにおすすのフロアコーティングは?と聞かれたらUVコートかガラスコートと答えます。
この2つは耐久性が高く最も多く使われるタイプです。
耐久性を望む人はUVコートです。自然な艶が好みならガラスコートがおすすめです。
一般住宅ならUVコートかガラスコートのどちらを選んでも後悔しません。
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各種コート剤ごとの比較
コーティングの特徴を比較
コーティングの種類 | テイスト | 費用 | おすすめポイント |
UVコーティング | ピカピカで高級感ある仕上がり | 高 | キッチン、洗面所 |
ガラスコーティング | 品のある奥ゆかしい光沢 | 高 | キッチン、洗面所 |
シリコンコーティング | 天然素材で美しい光沢 | 低 | ペット 赤ちゃん |
ウレタンコーティング | 落ち着きのある艶 | 低 | キッチン、洗面所 |
水性アクリルコーティング | 光沢を調整できる | 低 | 低価格 |
コーティングの耐久性を比較
UVコーティング | 20年 | 高耐久 |
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ガラスコーティング | 20年 | 高耐久 |
シリコンコーティング | 10年 | 耐久性(中) |
ウレタンコーティング | 5~10年 | 耐久性(低) |
水性ウレタンコーティング | 1~2年 | 耐久性(低) |
WAX | 半年 | 耐久性(極低) |
「耐久性や寿命」は種類を選ぶときの重要な要素で、住宅向け商品は20年前後の耐用年数が求められます。
コーティングの艶・光沢を比較
UVコーティング | 強い光沢感 | 調整不可 |
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ガラスコーティング | 品のある奥ゆかしい光沢 | 調整可能 |
シリコンコーティング | 強めの光沢感 | 調整不可 |
ウレタンコーティング | ほどほどの光沢感 | 調整可能 |
水性ウレタンコーティング | ほどほどの光沢感 | 調整可能 |
WAX | ほどほどの光沢感 | 調整可能 |
コーティングの表面硬度・膜厚を比較
硬度 | 膜厚 | かたさ | |
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UVコーティング | 7H | 40μ | 硬い |
ガラスコーティング | 9H | 5μ | すごく硬い |
シリコンコーティング | 3~5H | 30μ | ソフト |
ウレタンコーティング | 3H | 30μ | ソフト |
水性ウレタンコーティング | 2H | 30μ | 柔らかい |
WAX | 1H | 3μ | すごく柔らかい |
●ガラスコーティングは硬度が高く、割れ防止のために薄く塗ります。その結果自然な風合いが得られます。※「フロアコーティングの硬度」について、計測方法(引っかき硬度試験)とコーティング面の硬度を表す「~H」の意味について解説しています。
店舗など短期間のうちに定期的メンテナンスをするのかによって使い分けをすることで、仕上げかたも変わります。
UVコーティング
UVコーティングの一番の特徴は、塗布面の硬化方法にあり、紫外線(UV)を照射することで即硬化する塗料を使用している事です。
UVコートの耐久性は高く、艶・光沢の美しさや施工スピードの高さから圧倒的な支持をされています。
定価の相場 | 1㎡ | 3LDK床面積 75㎡ | 1戸建 床面積 135㎡ |
UVコーティング | 4,500~5,000円 | 337,500円~375,000円 | 307,500円~675,000円 |
メリット |
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デメリット |
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UVコートは耐久性が高い!
UVコーティングの特徴は何と言っても「施工の早さ」「強い艶」「強力な保護力」です。
UVで変化する特殊な樹脂を使って施工するもので瞬時に硬化していくため乾燥させるのに時間が掛かりません。すぐに入居したい場合にも対応できます。
耐水性があり硬度7Hと擦りキズにも強いため一般住宅なら全ての部屋に対応できます。やや高価でも良いものをという理由で選ぶ人が多いようです。
UVコート剤は、床との密着度が高いため、再施工できないことを頭に入れておきましょう。
UVコートのポイント
- 耐久性が長く続く新築住宅に最適
- 傷が付きにくい為、動物を飼ってる方にもおすすめです。
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おすすめ 住宅・施設共に最適!強い耐久性を求めるならUVコートで間違いありません
ガラスコーティング
ガラスコーティングは樹脂材がガラスでナノコンポジット技術と呼ばれる技術で施工するハードコーティングのことです。
フロアコーティングのなかでも最も硬度で、さまざまなフロアにも対応できることが人気となっています。
ガラスコートの特徴
- 最高硬度の9Hを持つ
- 無機質の材料のため安全で、赤ちゃん・犬猫のいる家庭におすすめ
- 塗膜が薄いため仕上がりが自然
- 硬度・耐久性が高い
- 耐久性20年以上
- ガラス被膜で床に傷がつきにくい
定価の相場 | 1㎡ | 3LDK床面積 75㎡ | 1戸建 床面積 135㎡ |
ガラスコーティング | 3,500~5,000円 | 262,500円~375,000円 | 472,500円~675,000円 |
メリット |
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デメリット |
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ガラスならではの防汚性
ガラスコーティングはフロアコーティングの中でも最も硬度が高い9Hです。
耐用年数も15年から20年ほどと長い間美しい状態を保ってくれます。
高い撥水性・防汚性・耐薬品性で油や水をはじき、フローリングへの汚れの浸透を防ぎ、汚れてもひと拭き取ることが出来ます。
また、艶は好みの調整が可能なため、ギラギラとしたニュアンスを好まない方に支持されています。
ガラスコートのポイント
- 無機質で安全なので赤ちゃんのいる方におすすめ。
- 傷が付きにくく、耐薬品性があるので動物を飼ってる家に最適。
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おすすめ 赤ちゃんのいる家庭や自然な艶が好みの人におすすめです。
シリコンコーティング
シリコンコーティングはシリコン樹脂を用いたフロアコーティングで水性と油性のタイプがあります。
ここでは油性のものの特徴を紹介します。
シリコンコーティングの特徴
- 耐久年数10~20年
- 通気性を保ツことができフローリング材に優しい
- 柔軟性のある素材のため滑りにくい
- 価格が手ごろ
定価の相場 | 1㎡ | 3LDK床面積 75㎡ | 1戸建 床面積 135㎡ |
シリコンコーティング | 3,000円 | 225,000円 | 405,000円 |
メリット |
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デメリット |
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シリコンコーティングは自然な仕上がり
シリコンコーティングは費用が安く仕上げる時に向いています。
シリコンコートはコンタクトレンズや食器、医療でも使われるほど安全性が高いシリコン樹脂が原料です。
ペットや子供、高齢者のためにフローリングの滑り止目的で施工する方も多いです。
再施工が可能ですが耐用年数も他商品と比べると短くなります。
シリコンコートのポイント
- 滑り止め効果があるのでペットを飼ってる方やご高齢の方にもおすすめです。
- 定期的なメンテナンスが必要なため一般住宅には向かない。
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おすすめ 施設や店舗など定期的なメンテナンスをする場所に最適です。
ウレタンコーティング
ウレタンコーティングは水性と油性があり水性のものは尿などアンモニア、除光液などに弱いため、ここでは油性について紹介します。
ウレタンコーティングは低コストだが定期的なメンテナンスが必要です。
- DIY・自分で施工したい方向け
- 耐久年数3~10年
- 安く施工ができる
- 摩擦に強い(と言っても他が悪いわけではない)
- 一昔前のタイプのため、あまりお勧めとは言えない
- 艶に落ち着きがある
- 施工に時間がかかる
定価の相場 | 1㎡ | 3LDK床面積 75㎡ | 1戸建 床面積 135㎡ |
ウレタンコーティング | 2,000円 | 187,500円 | 270,000円 |
メリット |
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デメリット |
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ウレタンコートのポイント
- DIY用には最適。
- 低コストで仕上げたい方向け。
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おすすめ 自分で施工したい方はウレタン素材の塗料が販売されています。
水性ウレタンコーティング
水性ウレタンコーティングの耐久性に関しては1年から3年程度ですので一時的に美しさを保ちたいという場合におすすめです。
- ●特徴・メリット
- 速乾性があり1~2時間で乾く
- 艶を選べる(つや有り・半艶・つや消し)
- 被膜が厚いため傷んだフローリングにも合う
- ほぼ無臭(石油系有機溶剤を含みません)
- 重ね塗りができる
皮膜の硬度は2H程度、厚みが30ミクロンということで、硬度はかなり柔らかい部類です。
1㎡のコストは1,500円程度で全体を施工でも10万円以下で出来ます。
しかし3年程度しか耐久性がないので1年当たりコストで考えると高コストと言う考え方もあります。
ウレタンコーティングの特徴を詳しく解説!
従来からあるフロアコーティングのウレタンコーティングは、硬度や耐用年数では上記の種類に少し劣ります。
耐用年数は1年~5年程度で硬度は3Hほどと柔らかい部類です。
風合いは穏やかなニュアンスの艶で、フローリングそのものの印象に近い仕上がりですが、素材に含まれている成分をしっかりと確認する必要があります。
また再施工することは難しくクッションフロアへの施工も不向きです。
フロアコーティングの選び方
フロアコーティングは種類も業者もたくさんあって迷いますよね。
環境や予算に合わせたものを選ぶのが一番大切ですが、何を重要視するか選ぶポイントを紹介していきます。
ファミリー構成でフロアコーティングを選択する
家族によってコーティング選びも変わってきます。
小さいこどもと過ごす生活だと食べこぼしなどによる耐水性の備えたものや、もしものイタズラ描きなどに対応できるコーティングを選びたいですね。
また、ペットと暮らしている家庭ですとペットが健康に暮らせることを考えますね。
滑り止めがあり足に負担にならないコーティングで衛生的な空間を保てたら気持ちよく暮らせます。
この様に家族の形によって選択するコーティンングが変わってきます。
価格でフロアコーティングを選択する
一番最初に気になるところは価格ですよね。
予算オーバーしてしまうと選択の予知がなくなってしまいます。
価格が安いからと決めて後悔してしまう様では意味がありません。
高額なフロアコーティングは対応から施行作業に至るまで丁寧で信頼のおけることや耐久性が高く保証年数が長いなどのそれなりの理由があります。
もちろん高いだけフロアコーティング業者を見分けることも大切です。
短期での場合は価格が安く耐久性が低いものを選ぶといいですね。
耐久性でフロアコーティングを選択する
フロアコーティングのメリットは何よりも床への耐久性が上がることです。
コーティングの種類により耐久度や耐久年数はかなり変わります。
低価格のコーティングは5年〜10年で、ガラスコーティングやダイアコーティング、UVコーティングなどは20年〜35年くらいなのでかなり長い間良い状態をキープできるということになります。
もちろん住み方やメンテナンス法により違いはありますが、家を購入した場合きれいな状態を維持できることは嬉しいですよね。
高額なフロアコーティングでもここが譲れない点であれば耐久性で選ぶのもアリですね。
光沢でフロアコーティングを選択する
フロアコーティングで部屋の雰囲気を変えるのは艶と光沢です。
落ち着いた艶もあれば品のある光沢のコーティングもあり、塗膜の厚さによっても異なります。
家具の色や子供部屋・リビングと部屋によって選ぶものも変わってきますね。ご家族とよく検討しましょう。
【Q&A】こんな時どのタイプのフロアコーティングを選べばいいの?
色々なシーンごとのおすすめを紹介するね!
最近は家を建てたそのときにフロアコーティングを同時に行う人が増えています。
ではどのような種類のフロアコーティングが自分の家には適しているのか?
ここではライフスタイル別での選び方について解説します。
家族構成や住まいにぴったりな「フロアコーティング」を提案します。
フロアコーティングの選び方で、次のような質問をよく受けます。ここでは、おすすめと理由を説明します。
フロアコーティングの選び方Q&A
Q.赤ちゃんがいる、親と同居しているというあなた
新しいお家に新しい家族、また二世帯同居で暮らすといったライフスタイルの場合ズバリおススメなのはガラスコーティングです。
ガラスコーティングがこういったライフスタイルによいポイントは何と言っても素材の安全性です。
無機質の材料のため安全で、赤ちゃん・ペットのいる家庭におすすめです。
また、ガラスコーティングは耐久性が極めて高いので一度施工したら長期にわたって美しさをキープしてくれます。
Q.新婚でとにかく新居に早く入居したいあなた
A.UVコーティング
新しいマイホームを購入した新婚さんには施工が早いUVコーティングがおすすめです。
一般的なフロアコーティングは大体施工に2~3日ほどは要します。
素材によっては完全に乾くまで長い時間がかかるということもあります。
その点、UVコーティングはUVを照射することで瞬時に硬化していくため、施工が最短一日で終わらせる業者もあります。
UVコートは、すぐマイホームに入居したいという方にぴったりなんです。
Q.おひとり様、ペットを飼っている場合は?
犬や猫などと同居するという方は、やっぱり気になるのは引っかきキズや粗相ですよね。
ペットがいるおうちの場合は、UVコーティングかガラスコーティングがおすすめです。
ガラスコートは 耐薬品性がありますので粗相があった場合でも腐食しません。
UVコートなら 被膜も厚くキズにも強いのでペットが走り回っても安心です。
フロアをしてキレイにしたいけどコストがちょっと気になるという場合は比較的低価格なウレタンコーティングがおすすめです。
コストパフォーマンスの面では評価が高いのが特徴です。
一般的な住まい方の場合は、こちらで充分という場合も多いです。
耐久性も5年から10年ほどということですのでそれなりに長持ちします。
摩擦にも強いですし、耐薬品性もありますので一般的な暮らしなら充分美しさを保つことが可能です。
ウレタンコートを施工しておけばノーメンテナンスで過ごせますのでとっても楽ちんです。
それぞれフロアコーティングの効果や耐久性を把握して自分のライフスタイルにぴったりなものをチョイスしてみてください。
【まとめ】特徴をチェックして自宅にぴったりなタイプを選ぼう
一般家庭ならばUVコートを選べば間違いありません。
しかし、床のコーティングはコート剤の種類だけでなく施工業者やその商品によっても、おすすめの内容が違います。
主な特徴を把握した上でコストや耐用年数や使用感を確認してコーティングの種類を選ぶ必要があります。
気に入らなければ断ればいいんだしね!
因みに私は一括見積サービスで全タイプの実物サンプルを取寄せて実際に触って確認しました。
実物サンプルを見ることで商品選びに迷うことなく決めることが出来ました。
どの業者も親切に価格やサンプルを送ってくれるので利用してみてください。
こういったサービスに申し込むとどうなるのか心配という人は、私の体験談があるので読んでみてください!
▼私が取寄せた資料です▼
それぞれの価格や特徴を紹介しています。