
簡単にフローリング仕様にできるものかな?


できるよ。どんなものかみていこう!
賃貸物件でもフローリングマットでお部屋の雰囲気がぐっと変わりますよね。
部屋の寸法を計ってマットをセレクトするところから施行に至るまですべて自分でできるのでコストを抑えられます。
ここでやフローリングマットの種類、施行の流れを紹介します。
ここでは自分で簡単にフローリングに替える方法やアイテムを詳しく紹介しています!
ぜひ参考にしてピッタリのフローリングマットを見つけてくださいね。
サッと分かる目次
フローリングマットってどんなもの?

フローリングマットとはウッドカーペットと呼ばれているものと同じタイプの商品を指します。
畳敷きの和室でも、ごく簡単に施工でき部屋の雰囲気をガラリと替えられることから人気があります。
見た目はフローリング素材をぐるぐる巻いたような形で納められていて、それを部屋の形状に合わせて敷き詰めていくといったスタイルです。
フローリングマットなら賃貸物件でも雰囲気を変えられる!


フローリングマット(ウッドカーペット)が多くの人に支持される大きな理由は賃貸物件でも簡単にリメイクできるからです。
例えば畳ばかりの和室であっても、その上に敷き詰めるだけでフローリングテイストになります。
しかも退去する際にはそれを取り除けばいいだけですので原状復帰も簡単でキズなどもつけません。
また、ちょっと工夫するなら畳の上に摩擦の少ない薄い板などをかましてフローリングマット(ウッドカーペット)を敷いておけば普通に畳の部屋で暮らした時よりも畳の劣化が少なくて済みます。
格安の和風賃貸物件を借りて敢えてフローリングマット(ウッドカーペット)を使って自分好みにカスタマイズして暮らすという人もいるほどです。
絨毯やPタイルなどの物件もフローリングマットで様変わり!
また古い物件の場合、洋室仕様であっても床がフローリングではなくPタイルや固定の絨毯敷きのようなところもあります。
そういった物件も畳の部屋同様にその上にフローリングマット(ウッドカーペット)をキレイに敷き詰めればすぐ、おしゃれな雰囲気に変えられます。
フローリングマットは裏面がキズを付けない仕様になっている!


畳敷きにフローリングマット(ウッドカーペット)を敷く際にさらに間にかますことで畳を保護できるという話に触れました。
もちろん、そこまでするほうがより経年劣化は防げますが、基本フローリングマット(ウッドカーペット)の裏面は不織布やコットン素材といった敷いた部分をキズつけない仕様となっているため安心して使えます。
自己所有の物件ならそこまで心配しなくてもいいですが、賃貸物件ですと退去時に修繕費が掛かるのを嫌う方が多いです。
フローリングマット(ウッドカーペット)なら修繕費が掛かる心配は無用ということです。
フローリングマット(ウッドカーペット)の施工方法
フローリングマット(ウッドカーペット)の施工方法は、部屋の形がシンプルであればいたって簡単です。
例えば標準的な6畳の部屋であれば、サイズは定型ですのでフローリングマット(ウッドカーペット)のサイズさえ間違えなければそれこそ敷き詰めるだけで完成します。
フローリングマット(ウッドカーペット)施工の流れ



ウッドカーペットの手順を紹介するよ!
- あらかじめ家具がある場合はすべて別の部屋にのけておく
- 作業は必ず2人で行う
- 軍手をはめる
- 梱包状態は細長い段ボールで覆われた状態なので剥がす
- 2人でキズを付けないよう、ぶつけないように部屋に運び入れる
- まず少しだけマットを裏向けに広げてみる
- 広げたマットのフローリング側をかえずように部屋の角に持っていく
- 角が収まったら2人で同じ速度でゆっくり広げていく
- 部屋にピッタリ収まったら完成
サイズが多彩なので一般的な部屋はほとんど対応可能!
6畳部屋の施工方法をチェックしましたが、その他メーカーによってはかなり細やかにお部屋のサイズに沿ったラインナップが用意しています。
団地間3畳サイズ | 175x245cm |
団地間4.5畳サイズ | 243x245cm |
団地間6畳サイズ | 243x345cm |
江戸間3畳サイズ | 175x260cm |
江戸間4.5畳サイズ | 260x260cm |
江戸間6畳サイズ | 260x350cm |
江戸間8畳サイズ | 350x350cm |
本間4.5畳サイズ | 285x285cm |
本間6畳サイズ | 285x380cm |
特大サイズ | 300x400cm |
たとえば4畳半などと表現しても団地間と江戸間では微妙に大きさが違うということが分かりますよね。
4畳半や6畳などというオーソドックスなサイズ感だったとしても、まずしっかりと 部屋の縦横の長さを測ることが大事です。
これを怠ってしまうと注文したあとにサイズが違っていて困ったということにもなりかねません。
逆に言えばサイズさえ間違わなければピッタリと収まるわけですから、簡単にリメイクができるということでもあります。
柱が出たイビツな部屋でもカットすればOK!


一般的な部屋なら長方形あるいは正方形といったシンプルな形状ですのでフローリングマット(ウッドカーペット)を敷くのはそう難しくありません。
なかには柱が出ているなど、形がイビツになったところがある部屋もあるかもしれません。
でも、そういった場合もリメイクはあきらめなくても大丈夫です。
フローリングマット(ウッドカーペット)は、そういった場合に備えてメーカー側でオーダーカットのサービスも行っていることが多いです。
また、ユーザー自身でカットすることもできなくはありません。
- カットする部分に目印をつける
- 合板用の目の細かいのこぎりを使って裁断する
- 裁断した部分を紙やすりで整える
このように進めれば、ユーザーがカットすることもできますが、うまくいかないと塗装が剥がれてしまったり歪んでしまって部屋にピッタリ収まらないこともあります。
より良い仕上がりを求めるならメーカーのオーダーカットをお願いする方が無難です。
通販で取り寄せなら運び入れる手間もいらない
フローリングマット(ウッドカーペット)はホームセンターなどで取り扱いがある場合もありますが、自分で施工するなら通販がおすすめです。
なぜなら梱包されて自宅まで届けてくれるので店舗から運ぶ手間が掛からないからです。
フローリングマット(ウッドカーペット)は意外に重さもあり巻いた状態はかなりの長さもあります。
これを運ぼうと思うと思いのほか大変です。
しかしフローリングマット(ウッドカーペット)専門の会社から取り寄せすればオーダーカットもできますし施工は2人で慎重に進めれば時間もそれほど掛かりません。
ダニやカビなども通常使用なら心配いらない
フローリングマット(ウッドカーペット)を施工するにあたって心配なことといえば「衛生面」「清潔かどうか」 といった部分です。
畳の上にそのまま敷くとなると衛生面は実際どうなのかと心配する方の気持ちもわかります。
しかし畳の方がダニやホコリは問題とも言われています。
むしろフローリングマット(ウッドカーペット)を敷くことで掃除しやすくなったという意見もあります。
衛生面が気になる方は対策として換気をして風を通すのが一番です。
梅雨時期など窓が開けられず湿度の高い時期は 除湿機(またはエアコンの除湿機能)があるおうちは利用するとよいです。
また、ダニ除けシートを利用して畳とカーペットの間に挟むとより効果的です。
フローリングマット(ウッドカーペット)施工の際注意すべきこと
フローリングマット(ウッドカーペット)は通販で購入すれば自宅まで届けてくれます。
施工も2人で行えばそれほど難しいものではないですし、掃除も楽になるなどメリットが多いです。
しかし、ちょっと気を付けておくべきポイントもあります。
それは搬入についてです。フローリングマット(ウッドカーペット)は巻いて梱包された状態で運ばれますが、例えば6畳サイズですと長さが3m近くあります。
マンションなどの場合エレベーターに乗るサイズでなければ、配送業者がエントランスまでしか運んでくれないというケースもあります。
搬送の規定についてはメーカーの方針によっても異なる可能性がありますので、エレベーターがない集合住宅などに住んでいて気になる場合はあらかじめ確認しておきましょう。
フロアタイルとは?


では次にフローリングマット(ウッドカーペット)と同じようなものでフロアタイルついてチェックしましょう。
その名のとおりタイル状になったもので見た目はフローリングの木目などを忠実に再現しています。
また、木目だけでなくさまざまなデザイン性の高いものもあるのも特徴です。
柱などがある形状の部屋でもタイルひとつひとつがコンパクトですので施工しやすいのがメリットです。
ただ敷くだけでOKなものも


フロアタイルと聞くと、Pタイルのようなものを想像しますが、さまざまな種類があります。
なかには接着剤不要でしっかり固定されるタイプや、のり面の剥離紙をはがして並べるだけでOKなものなど用途によって使い分けができます。
他にも ピールアップボンドという一度施工したあとに何度も剥がしてつけなおすことができる特殊なボンドを使うといった方法もあります。
敷くだけのタイプなら賃貸でも安心!
接着剤不要のフロアタイル なら賃貸物件でも施工できるうえ退去時も簡単に取り外せて便利です。
しかもフローリングマットと違いパズルをはめ込むようなイメージで小さいタイルを組み合わせて置いていく形状ですので取り除いたあとの保存もコンパクトです。
かさばらず施工も簡単ですので女性ひとりでも無理なく施工できるのもいいですね。
最新型は無垢のフローリングタイプも!


フロアタイルと聞くとどうしても安っぽくなるのではないかという心配をする人もいます。
最新のフロアタイルは正方形の無垢素材のフロアタイルというものも出てきています。
これならただ木目の規則性だけ気を付けて並べるだけで接着剤も不要です。
4センチ単位の木の境目ならカッターでカットすることもできますので無理なく簡単に無垢のフローリングを楽しむこともできます。
フロアタイルの施工方法


フロアタイルは比較的コンパクトですし裏面に接着剤がついていないタイプもあります。
ここでは接着しないタイプのフロアタイルの施工方法を確認しましょう。
フロアタイルの施工の流れ
- 軍手をつける
- フロアタイルを取り出す
- 必要に応じてカットが必要な場合はカッターなどでカットする
- 畳敷きなどでへりの部分のへこみが気になる場合はあらかじめ段ボールなどで高さ調整する
- 規則正しく部屋の角から順番に並べていく
- 部屋にきっちり敷き詰められたら完成
女性でも1人で簡単でリメイクできる!
持ち家でも賃貸でも接着剤やシールタイプのほかに裏面が滑り止めになっているだけのフロアタイルがあるのでとても便利です。
パーツがフロアカーペットに比べてコンパクトですので女性が1人でリメイクするのも簡単です。
また、フロアタイルはカットがしやすいため部屋の形状が複雑な場合も対応しやすいのが特徴です。
家具が置いてあるところを避けて敷くといった方法も可能で施工がしやすいところが人気の秘密です。
フロアタイルのデメリットは?
施工がしやすく簡単に部屋の雰囲気をガラッと変えられるのが特徴のフロアタイルですが、デメリットや心配ごとはないのでしょうか?
ここからフロアタイルのデメリットを少し紹介します。
目地から水分やホコリが入るリスク
フロアタイルにもさまざまなタイプがあります。
多くは塩ビなどの素材ですが、その他メーカーによっては無垢素材のフロアタイルもあります。
扱いやすさでは塩ビなどの素材の方が汚れ落ちも良いですが、タイル状であるがゆえに隙間部分から水分などが入り込むリスクはあります。
また、簡易的なコルクマットなどを使ったことがある方なら思い当たるかと思いますが、目地部分から下に意外とホコリが落ちて溜まります。
普段は掃き掃除や掃除機、水拭き程度でよいですが1年に1回程度はフロアタイル全体を剥がして小さなホコリを取るほうが良いでしょう。
畳敷きの部屋の場合へりの部分を調整する必要がある
施工そのものは畳の和室でも、そのままフロアタイルを置いていけばOKですが、へりの部分に違和感が出てしまうことがあります。
畳敷きの場合はできれば、へりの部分が平らになるような下処理をするか板を全体に敷いて凹凸がない状態にしてから施工していく方が良いです。
そうなってくると手間も多くなりますし板も別途用意することになり、結果的にコストが上がってしまうことになります。
パーツが小さい分こういった細かいところは配慮しないと仕上がりに問題が出てくることがあります。
【まとめ】簡単施工のフローリングマット(ウッドカーペット)やフロアタイルも慎重に選びましょう
いかがでしたか?フローリングマット(ウッドカーペット)もフロアタイルもとても簡単に施工できますが、配慮しておきたいポイントもあるものだということが分かりました。
自身の部屋の状況に合わせて、素材感やメンテナンスのことまで考えて選ぶのがおすすめです。
どちらの商品も色んなものが出回っていますので即決せず、じっくり検討する方が良いでしょう。
また、メーカーはお店によっては運搬だけでなくカットから施工まで依頼できるところもありますので、自分で施工するのはちょっと自信がないという人はそういった業者にお任せしましょう。
- 部屋の家具や雰囲気にあってるいるかを確認する
- 買う前にフローリングマットを入念に選ぶ
- 部屋の寸法を正しく寸法を図る
- 通販で取り寄せると運ぶ手間が省ける
- 施工前にゴミやホコリを残らず取り除く
- キッチリ部屋の角から施工をはじめる
- 賃貸物件でも簡単にフローリングに変えられる
- 業者に頼まなくても簡単に施工できる
- ローコストで抑えられる
- 掃除しやすい、拭き掃除が楽になる
- 雰囲気を変えたい時やライフスタイルが変わる時にすぐ違うものに変えられる
- 1人でも施工が簡単で女性でも施工が可能
それぞれの価格や特徴を紹介しています。

