ワックスの正しい掛け方って正直わからないですよね。きれいに仕上げるためには必要なものを下準備し、カラッとした晴れた午前中からはじめることをおすすめします。
服装はもちろん汚れてもいいホコリのつきにくいものですね。
掃除機→床ふき→養成とひとつひとつ丁寧な作業が仕上がりの決めてとなります。
ここではワックス掛けの前に読んでおくと、いつもより完璧に仕上がるポイントを紹介します!
ワックス掛けの前に環境を整えましょう
雨の日など湿気が多い日などは避けた方がいいです。なるべく晴れた暖かい日を選びましょう!!
- 午前中の早い時間9時くらいからとりかかります。できれば前日に家具をのけておけたらいいですね。
- 服装も大事!ホコリが付きやすい服はNGです。髪の毛が落ちてもダメなので、ヘアキャップをします。
- ガラス窓などは新聞紙で目隠しします。
- フローリングの部屋をしっかりと掃除機でホコリをとります。
- フローリングに汚れが付いてる場合、プラスチックカードでこそげおちます。キズ付けないよう注意!
- 洗剤を使って拭き掃除を行い、さらに水拭きし、最期はから拭きをします。汚れをワックスの中に入れないように!
- から拭きのあと、扇風機で乾かします。
- ワックスを均一に塗るために、マスキングテープでブロッキングします。
- 部屋の壁の下部にワックスが付いてしまわないように、養生もしておきます。
DIYワックスで準備するもの
ナビサン
ワックス掛けの前に下準備が重要!ワックス掛けで必要なものを紹介します。
-
- ●準備するもの
- ワックス用モップ
- ワックスと、床用の洗剤
- タオル数枚
- バケツ2、3個
- マスキングテープ
- 新聞紙2〜3日分程度
- 掃除機
- ドライヤー
- ヘアキャップ
プラスあるとよいもの
- 暗いところがあれば照明器具
- 扇風機
- いらなくなったプラスチックカード
いよいよワックス掛け!
下準備が終わったら、いよいよワックスの登場です。ワックスは使用方法をよく熟読してから用法に沿って進めていきます。
- 慣れないうちは細かいところからでなく、大きめのスペースから、やや多めにワックスをたらして進めていきます。
- 基本的に、木目の方向に、きちっと区画を守って進めていきます。適当に塗ると、塗りむらができてしまいます。
- 遠くから柔らかい風で扇風機を回し、塗り終えて適度に置いたところは、ドライヤーの熱風を使って乾燥させます。
- ドライヤーの冷風は白く濁ってしまうことがあるので、熱風を使って。複数台あると早く進みます。
- 指で触って後が付かないくらいになったら、次のエリアに移ります。焦って確認せず乾燥するのを我慢強く待ちます。
後片付けや施工後の配慮でも差が付く!
次にワックスを掛ける時のためにワックスを塗った道具はしっかりと洗ってワックスが残らない状態にします。
白く濁る場合はまだワックス成分が残っている状態ですので水が透明になるまでしっかりとすすぎます。
ナビクン
ワックスした後、できるだけ配慮したいことを紹介します!
家具の配置はできるだけ遅く!
ワックスは乾かした後も、しばらくはしっかりとした膜になるまで時間が必要です。ワックスの種類にもよりますが12時間以上は家具の配置は控えます。
できることなら数日ほどそのままの状態で家具を置かずにフローリングの上も歩かずにいる方が、よりワックスの皮膜が安定します。
また、ワックス掛けをした床を歩く場合、どのような裏地のスリッパでもフローリングに施したワックスに摩擦を与えることになってしまいます。
ワックス掛けした床を歩く時は出来るだけスリッパは使わず素足または靴下で歩きましょう。
使いかけのワックスを元のボトルに戻すのは絶対に「NG」です!
使いかけのワックスは外部のものと触れているため、雑菌が繁殖しやすくなっており、次に使おうとしても、変化していてうまく仕上がらない可能性がありますので、使う分だけ取り出して、残ったものは破棄するようにしましょう。
使いかけのワックスは外部のものと触れているため、雑菌が繁殖しやすくなっており、次に使おうとしても、変化していてうまく仕上がらない可能性がありますので、使う分だけ取り出して、残ったものは破棄するようにしましょう。
時間と体力、手先の器用さに自信がある方は思い切って自分でワックスをかけてみてもいいかもしれませんね。
ワックス掛けはズボラな性格の人には不向きかもしれません。そんな時はプロの手を借りて専門業者にワックス掛けを頼むのもひとつの手立てですね。
ワックスの正しいかけ方まとめ
- 乾燥した日を選ぶ:雨の日湿気が多い日は避ける。渇きを考えて朝から始める。
- 下準備:必要なアイテムを前日までに揃える。
- 服装:ホコリが付きやすいものは避ける。ワックス汚れが付いてもいいものを選ぶ。
- 掃除機をかける:いつもより念入りに隅々までほこりを吸取る。
- 床拭き:水で薄めた洗浄剤で丁寧に床拭き。
- 養生:ワックスから家具や壁を守るためにカバーを掛けマスキングする。
- ワックス後:種類にもよるが12時間は家具の配置を変えない。