フロアコーティングとワックスの違いは艶と保護力!フロアコーティングとワックスの役割と仕上がりを比較

ワックス
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フロアコーティングとワックスは全く別物!

ナビクン
ナビクン
フロアコーティングとワックスは、そんなに違いがあるのかな。
ナビサン
ナビサン
全然違うよ!床の耐久性が違うし、コーティングはメンテナンスがとても楽だよ。

フロアコートとワックスの違い

フロアコーティングもワックスも床にツヤ感があるけど、違いはなんだろうと知りたい人も多いはずです。

フロアコーティングもワックスを比べると、お手入れの手間や耐久性が全然違います。

ワックスは低コストですが、定期的に掛け直す必要があります。

一方、フロアコーティングは初期費用が掛かりますが、皮膜が厚くメンテナンス不要なのが特徴です。

フロアコーティングは耐水性、耐熱性もあるので水回りやキッチンに向いています。

フロアコーティングとワックスのメリットはもちろん、デメリットも紹介していますので参考にして下さい。

フローリングにはメンテナンスが必要

ナビクン
ナビクン
フローリングには、ワックス掛けが必要だよね。
ナビサン
ナビサン
そうだね。きれいな床を維持するためには、ワックスはしないとね。

フローリングのケアで必須のものがワックスですが、多くの家庭で定期的なワックス掛けが行われていないのが現状です。

そのため、フローリングが傷ついたり劣化したりするのが早まる場合が多いのです。

ナビサン
ナビサン
「ワックス」をかけずにいると、フローリングはどうなってしまうのでしょうか?

フローリングの表面の塗膜が失われると、キズが付きやすくなるだけでなく特定の汚れが完全に落とせなくなり見た目も悪くなります。

そのため、フローリングの部屋はワックスを定期的に使用してケアする必要があるのです。

ワックスがけはかなりの手間がかかるため、近年では一度施工してしまえば被膜が硬化し、20年以上の耐久性を持つフロアコーティングが人気を集めているのです。

そこで、フロアコーティングとワックスの違いと比較についてまとめたので紹介します。

フロアコーティングとワックスを比較!

ナビサン
ナビサン
フローリングを美しく保護する、というポイントでは同じでもフロアコーティングとワックスとは別のものです。

フロアコーティングは、長期的な床の保護や耐久性を求める場合に適しています。

一方、ワックスは短期的な美観の向上や滑り止め効果を求める場合、またはコストを抑えたい場合に適しています。

それぞれの目的や予算、床の使用状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。

ここでは具体的にフロアコーティングとワックスの違いを比較してチェックしてみましょう!

フロアコーティング ワックス
保護膜 厚みがある 薄い
効果 5年以上と長持ち 数ヵ月程度
光沢 長く持続 すぐ劣化
すべりにくさ 滑りにくい 滑りやすい
塗膜の硬さ 硬い 柔らかい
キズについて キズつきにくい キズつきやすい
耐水性 強い 弱い
耐薬品性 物により影響を受けない 影響を受けやすい
メンテナンス メンテナンスフリー 数ヶ月ごとに剥離とワックスがけ

このように比較してみると、フロアコーティングとワックスでは随分違うということが分かりますね。

施工に掛かる費用を一見するとフロアコーティングを躊躇してしまう人もいますが、考えようによっては意外に低コストかもしれないのです。

なぜなら、フロアコーティングの種類によっては、耐久性が20年と長期にわたってメンテナンスフリーになるからです。

1年に幾らのコストが掛かるのかを換算してみると、それほどコストは変わらない、または場合によっては安価になることもあります。

さらに、定期的なワックス掛けの手間暇も考えると、どちらがいいかは一目瞭然です。

ワックスの仕様とワックスの手間のかかり具合

ナビクン
ナビクン
ワックスには「樹脂タイプ」や「ウレタンタイプ」があるよね。
ナビサン
ナビサン
そうだね。スプレー型やシートタイプと仕様もいろいろだね。


ワックスは耐久性・色艶によって、様々なタイプが選ぶことができます。

ワックスの種類については「フローリング用ワックスの種類を解説!フローリングを長持ちさせるためにはワックスをかける必要がある」で詳しく書いております。

ワックスの仕様はシートワイパーに着けて磨くシートタイプの物と、雑巾や布に吹き付けるスプレータイプや液体のタイプの物があります。

ワックスのかけ方によっても仕上がりが変わってくるため、根気と時間の要る作業になります。

フロアコートをDIYですることが出来ない事もありませんが、やり直しが効かないため、プロにお任せした方が良いでしょう。

ワックスのデメリットって意外とある

ナビクン
ナビクン
ワックスの欠点も知っておくといいですね。みていきましょう。

ワックスの気になるデメリット

ワックスの欠点は水に弱いところ・・・

ワックスの場合はとにかく水に弱いので、液体をこぼしてしまうと床面が白く濁った感じになり時間がたつとシミになり残ってしまいます。

ワックスを掛けている床には、気を配って生活しなければなりません。

フロアコーティングよりコストが掛からず、艶があるというのがワックスの良さでもあります。

しかし、日常の手間を考えると気にせず水拭きもできてメンテナンスが楽なのは、フロアコーティングの良さといえるでしょう。

フロアコーティングは子供の食べこぼしなど、中性洗剤に濡れた水拭きをしても大丈夫ですので何ら問題はないのが良いところです。

さらに、ワックスよりも耐水性、耐薬品性に優れているのもフロアコーティングです。

ワックスの長所と短所を紹介

ナビクン
ナビクン

ワックスにはいいところもあるので、長所と短所を比較して紹介していきます。

フロアコーティングと違って低予算で自ら塗布できる手軽さがワックスの良さでもありますし、剥がすことも可能なので塗り直しができます。

ワックスの長所

  • プロでなくても自分で塗ることができる
  • 床にツヤがでて明るくなる
  • 剥離したい時に、剥離剤でとれる

ワックスの短所

  • ツヤが長持ちしない
  • 汚れを巻き込む

ご自宅だったらワックスの塗り直しは、手間ではありますが時間があればできますね。

店舗や施設など人の出入りが多い場所では、広さもあるのでワックス作業が大変になります。

作業工程を考えると人の出入りの多い場所は、フロアーコーティングの方がメンテナンスがしやすく向いていますね。

ワックスの成分によってはリスクがありそう

ナビクン
ナビクン
ワックスによっては、赤ちゃんの口に入ったらよくない成分もあるのかな?
ナビサン
ナビサン
そうだね。人体に影響しないものもあるから成分表をしっかり確認するといよ。

ワックスにも様々な種類があって成分は商品により異なりますし、商品によっては赤ちゃんやお子さんが床を舐めてしまうと問題がある成分が含まれている可能性もあります。

もちろんワックスを選ぶ際に、しっかりと「成分表」をチェックすることが大切です。

赤ちゃんや子供が床を舐めても、人体に影響がない成分のワックスであれば問題はないでしょう。

天然成分100%で口にしても安心なワックスがあるので小さな子供がいる人は、そういったものを選ぶことをお勧めします。

危険な物質であるVOCを含まないものや、亜鉛・有機リン化合物不使用と記載があるかチェックすることが大切です。

コーティングされていないフローリングの場合、水分がフローリングに染み込んでしまいます。

そのため、洗剤など人体に害のあるような液体が床に落ちてしまった場合「拭き取ってもそこを赤ちゃんが舐めてしまったら・・・」という懸念も生じます。

意外とホコリやダニなどが付着しやすい

またコーティングしていないフローリングの場合、意外にホコリや汚れが付着しやすく、またダニなどが発生する心配もあります。

フローリングは木目と床材の継ぎ目がありますので、ちょっとお掃除など手入れを怠ると、その隙間部分にホコリや砂などの汚れやダニが溜まってしまいます。

ホコリやダニが溜まりやすいとなると、赤ちゃんや小さいお子さんがいる場合はやっぱり不安になります。

水拭きもあまり向かないため、キレイをキープするのはなかなか大変ですが、普段からできるだけこまめに掃除し、清潔さを保つ必要がありますね。

ワックスした床は滑りやすく危険?!

またフローリングは定期的にワックスがけするものですが、ワックスの種類によっては光沢が出る分、滑りやすくなる傾向もあります。

赤ちゃんはハイハイしている間はまだいいですが、立って歩くようになると滑りやすい床だとたちまち滑って転んでしまいます。

小さいお子さんや年配の方と過ごしている空間は、ワックス直後は滑らないように気をつけた方がいいですね。

フロアコーティングとワックスは安全性についても大きな違いがある?!

ナビクン
ナビクン
安全性が高いのもフロアコーティングかな?
ナビサン
ナビサン
そうだよ。滑りにくいコーティングもあるし、安全規格でクリアした口に触れても安全な塗料もあるよ。

現在では様々なフロアコーティングの商品が出てきていますが、殆どの商品がかなり高い安全性を誇っています。

一方、ワックスの中には社会問題となった、シックハウス症候群の要因となるスチレンや亜鉛などを含んでいるものもあったんですね。

そういったことをを知らずに、まめにワックスがけしていたという事例もあるのです。

フローリングにフロアコーティングを施してしまえば、メンテナンスは驚くほど楽になる上にペットがいたり高齢者、赤ちゃんが居るご家庭でも安心して暮らすことができます。

さらに、滑りにくいタイプのフロアコーティングにしておくと、転倒事故による骨折や怪我なども防ぐことも可能です。

美しさだけではなく、様々な面でワックスよりもフロアコーティングの方が勝っていますね。

ワックスは「面倒でコストも気になる」という場合はフロアコーティングの方が良い

ナビクン
ナビクン
全体的にフロアコーティングの方が、ワックスよりメリットはあるよね。
ナビサン
ナビサン
そうだね。コーティングはメンテナンスが楽だし、初期投資は掛かるけど長い目でみたらワックスよりいいね。

フローリングにはメンテナンスが必要

ワックスは自分で購入してきてメンテナンスができますが、家具を移動させたり、掃除などの前処理したりする必要があります。

そのため、ワックスは3ヵ月~6ヵ月ごとにワックス掛けする必要があるため、労力とお金が思った以上に掛かると感じる人もいるようですね。

正直、自分も想像してみて「ワックス掛けはちょっと・・・」と感じました。

フロアコーティングを調べてみたら入居前にやっておけば、20年から30年ノーメンテナンスでいいですね。

フロアコーティングは、ワックスのように3ヵ月~6ヵ月ごとに家具を移動してワックス掛けする必要もないですし、長期スパンでみたらフロアコーティングの方が良いですよね。

ワックスは面倒だという方は費用と労力、そして安全性を考えてもフロアコーティングした方がいいでしょう。

フロアコーティングとワックスの違い【まとめ】

フロアコーティングもワックスも床にツヤが出るのは同じですが、違うところはお手入れの手間・耐久性です。

ワックスは低コストですが、3ヵ月~6ヵ月スパンで定期的に掛け直す必要があります。

一方、フロアコーティングは初期費用は掛かりますが、5年~20年という長期間メンテナンスが不要なのが特徴的です。

フロアコーティングは耐水性、耐熱性もあるので水回りやキッチンに向いていて、長い間きれいな状態を維持しますので予算や環境に合わせて選びましょう。

フロアコーティングの役割

  • 床を守る:被膜が厚く強度が増すため、保護力がある。
  • 滑りにくい:怪我防止のため、滑りにくく柔軟性のあるコーティング。
  • 傷がつきにくい:被膜が厚いので、ペットのひっかき傷もつかない。
  • 水や熱に強い:耐水性、耐熱性があるのでキッチンや暖房器具にも対応可能。
  • 耐久性がある:長期にわたりきれいな床をキープできる。

フロアコーティングは初期投資が掛かるが、メンテナンスフリーで美しい床をキープする。

ワックスの役割

  • 傷がつきにくい:定期的にワックスを掛ければ、床を保護し傷から守る。
  • 艶がでる:部屋のトーンが上がり明るくなる。

ワックスは低コストだが定期的にワックス掛けが必要です。

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