無垢のフローリングをコーティングすることはできるの?

フローリング
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無垢のフローリングは風合いが自然のままで良いなと思いますが、劣化するのも早いのでコーティングできたらいいですよね。

ナチュラルな風合いがとても人気がある無垢フローリングは、綺麗な状態を長く保つために定期的にワックスを掛けたりとメンテナンスが大変です。

劣化が早くメンテナンスも大変なので無垢フローリングを敬遠する人も多く、無垢フローリングにコーティングできればもっと無垢フローリングを選ぶ人が増えると思います。

今は無垢専用のフロアコーティングがあり、無垢フローリングに施工することで耐久性が上がります。

無垢専用のフロアコーティングを施工すると無垢材の持ち味は失われますが、定期的にワックスを掛ける手間が無くなる上に劣化を防ぎます。

この記事では無垢フローリングのメンテナンスや劣化に悩んでいる人に向けて、無垢フローリングのコーティングについて解説します。

無垢のフローリングはフロアコーティングできるのか?

無垢フローリングは、自然のままの良さはありますが、液体などを落としてしまうとジワジワと染み込んでシミになって拭いても取れないということがあります。

ワックスを掛けていれば少々の汚れはすぐ拭けば取れますが、ケチャップやスープなどの汚れは色が染みついて汚れの色が残ることもあります。

一般のフローリングでも3ヵ月~6ヵ月周期で定期的にワックス掛けを行わないと、床を綺麗に保つことが出来ません。

無垢フローリングだけではなく一般的なフローリングもお手入れが面倒だという点から、フロアコーティングを施工するというニーズが高まっています。

フロアコーティングを施工することで、毎日のお手入れが楽になる上に耐久年数も長くなるため綺麗な床を長く保つことができます。

一般的なフローリングならフロアコーティングを施工することで10年~20年間お手入れを楽にすることができますが、無垢のフローリングはフロアコーティングできるのでしょうか?

答えは、無垢専用のフロアコーティングなら無垢フローリングに施工しても大丈夫です。

フロアコーティング会社によって取り扱っているコーティングの種類や技術に違いがありますので、無垢材専用フロアコーティングの施工実績が多い会社に相談しましょう。

無垢フローリングに無垢専用フロアコーティングを施工するメリットとデメリット

無垢フローリング専用フロアコーティングを施工することで、得られるメリットとデメリットを確認しておきましょう。

無垢専門フロアコーティングは、無垢フローリングの特徴をできる限り損なわない仕様になってます。

そのため、無垢専用フロアコーティングを施工したとしても、無垢材そのままの風合いや質感を100%残すというのは無理です。

無垢フローリング独特の手触りや風合いをできるだけ残してメンテナンスやお手入れを楽にしたい!という人は無垢専用のフロアコーティングの施工をお勧めします。

無垢フローリング専用コーティングを施工するメリット

  • 無垢フローリング専用コーティングは、無垢材に浸透するタイプのコーティング剤を使うため無垢ならではの自然な風合いを極力損なわない
  • 無垢フローリング専用コーティングは、無垢材の上に塗膜を作らないため無垢ならではの質感を極力損なわない
  • 無垢フローリング専用コーティングは、木の香りや風合いを残しつつも汚れが染み込みにくくなるため手入れがしやすくなる
  • 無垢フローリング専用コーティングを施工することで、3ヵ月~6ヵ月周期の定期的なワックス掛けをする手間が省ける
  • 無垢フローリング専用コーティングを施工することで耐久性が増すため、床の綺麗な状態を長く保つことができる

無垢フローリング専用コーティングを施工するデメリット

  • 無垢専用フロアコーティングを施工しても、無垢材本来の自然な風合いや手触りを100%残すことはできない

無垢の風合いを100%残したい人は、無垢専用フロアコーティングを施工せずに定期的なワックス掛けで無垢フローリングの手入れをするしかありません。

ただし、定期的なワックス掛けをしたとしても、無垢材に汚れがしみ込むリスクは理解しておきましょう。

風合いを損なわないために手間を掛けて無垢フローリングを手入れするか、風合いが多少損なわれても無垢専用フロアコーティングを施工して手入れを楽にするか判断が難しいです。

どこに落としどころを付けるのかをよく考えて、無垢専用フロアコーティングするかどうか判断しましょう。

無垢フローリングに一般的なフロアコーティングを施工するメリットとデメリット

無垢フローリングに一般的なフロアコーティングすることは可能ですが、無垢材の風合いが大きく損なわれるため無垢素材にフロアコーティングを施工してくれる業者は少ないようです。

無垢専用のフロアコーティングよりも無垢材の風合いが大きく損なわれますが、お手入れやメンテナンスが楽になるのでメリットがあります。

一般的なフロアコーティングを無垢フローリングにコーティングするメリットとデメリットを確認しましょう。

無垢材にガラスコーティングなど一般的なフロアコーティングを施工するメリット

  • 無垢フローリングのささくれなどが防げ、怪我を防止できる
  • 耐久性が上がるため、無垢フローリングの劣化が防げる
  • 毎日のお手入れやメンテナンスが楽になる
  • お茶やコーヒーをこぼしても無垢フローリングに染み込まないため、拭き取るだけで汚れを取ることができる

無垢材にガラスコーティングなど一般的なフロアコーティングを施工するデメリット

  • 無垢材の風合いが大きく損なわれる
  • 無垢材の風合いから、ガラスコーティング特有の光沢がある無垢フローリングになる
  • 手触りや質感がガラリと変わるので好みが分かれる
  • 天然木独特の呼吸する機能が損なわれるため、湿度の調整ができなくなる

無垢フローリングに一般的なフロアコーティングを施工すると、無垢材のフローリングを選択した意味が薄れてしまいます。

無垢フローリングを選ぶ人の多くは無垢材の風合いや質感、手触りの良さで選んでいますので、無垢材の特徴が大きく損なわれる一般的なフロアコーティングは現実的はありません。

そのため、床に無垢フローリングを選ぶ時に「なぜ無垢がいいのか?」「無垢材である必要性や特性」を理解して、無垢フローリングとどのように付き合っていくかを考える必要があります。

無垢フローリングは削って再生できる

無垢フローリングは経年劣化が早いのが難点ですが、無垢素材は合板ではないので表面を削って再生できます。

そのため、フロアコーティングを施工して表面が劣化してきたり、施工したけど思っていたよりも風合いが損なわれて気に入らなかったりすれば表面を削って再生することが可能です。

無垢フローリングの特徴と特色について解説

一般的なフローリングの素材は合板ですが、無垢フローリングとはどういう素材なのでしょうか?

無垢フローリングの素材は天然木の一枚板を使用したり、4~5枚程度の天然の木を繋いでフローリング材として使用したりしているフローリングのことを指します。

一般的なフローリングよりも無垢フローリングのほうがより自然に近い質感になるため、天然木が持つ風合いや質感を最大限に生かしていることからナチュラル志向の人に人気があります。

さらに、無垢フローリングは見た目の美しさもそうですが、肌触りもよくリラックス効果もある上に空気の調整作用もあるので快適な空間を作り出します。

以降では、無垢フローリングを選ぶメリットとデメリットを解説していきます。

無垢フローリングは肌触りがよい

無垢フローリングは肌触りがとても良く素足でいたくなるような質感で、ナチュラルな木の温もりが伝わって来るのでリラックスできる空間を作り出します。

無垢フローリングは断熱効果があり空気の湿気や乾燥を防ぐ

無垢フローリングは一般的なフローリングやクッションフロアと比べると断熱効果があり、外気温に影響されないので快適に過ごせます。

さらに、無垢フローリングは体温を奪われにくいので、冬場も裸足で快適に過ごすことが可能です。

日本には四季があり無垢フローリングは夏になって湿度が上がると湿気を吸水して、冬になって空気が乾燥してくると無垢材に貯めた水分を放出するという調整作用が働きます。

無垢フローリングはヒビ割れ・傷・凹みができやすい

無垢フローリングは天然木を使用しているため、水分を多く吸収してから乾燥すると反りが発生してヒビ割れしやすくなります。

無垢フローリングは表面がコーティングされていないので、家具を動かしたりすると傷や凹みが付きやすいです。

無垢フローリングは表面がコーティングされていない分、一般的なフローリングと比べると劣化が非常に早いのが難点です。

無垢フローリングの耐久性を上げて劣化の速度を遅らせるためには、無垢専用のフロアコーティングを施工することをお勧めします。

ただし、無垢専用のフロアコーティングを施工したとしても、無垢本来の風合いや質感は多少損なわれることは念頭に置いておいてください。

無垢フローリングを選ぶ段階で先々まで見越しておく必要あり

一般のフローリングに比べると天然木の質感に温かみがあり、自然の風合いが気持ちがいいのが無垢素材のフローリングです。

昨今ナチュラル志向が高まっていることもあり、より自然な風合いや質感の無垢材を選ぶ人が増えているのも事実でしょう。

無垢材は年を重ねて使い込めば使い込むほどヴィンテージ感が出る一方で、汚れが染み込みやすかったり傷や凹みが付きやすかったりする面があることも知っておきましょう。

さらに、床のお手入れやメンテナンスについても無垢フローリングは、一般のフローリングよりも手間やコストが掛かります。

そういった無垢フローリングのメリットやデメリットを理解した上で、無垢フローリングを選ぶのかどうかを最初にじっくり考えましょう。

部屋のフローリングをどの素材にするかを検討する段階で、無垢フローリングと一般的なフローリングにはどんな良さがあって、どれだけ手間が掛かるのかを知っておく必要があります。

【無垢フローリングまとめ】無垢材にフロアコーティングは可能!でも施工前によく考えよう

無垢フローリングの特徴

  • 加工やコーティングをしていない天然の木材を使ったフローリング。
  • 無垢フローリングは通気性に優れており、湿気を自然に調整して快適な空間を作ります。

無垢フローリングにフロアコーティングを施工するメリット

  • お手入れ・メンテナンス:無垢フローリングにフロアコーティングを施工すれば、お掃除やメンテナンスが楽になる。
  • 安全性:無垢フローリングにフロアコーティングを施工すれば、表面が滑りにくくなるため転倒防止になる。
  • 艶・光沢:無垢フローリングにフロアコーティングを施工すると、表面に光沢は出ますが天然木の落ち着いた風合いは残る。
  • 床の保護:無垢フローリングにフロアコーティングを施工すると耐久性が上がるため、劣化スピードを遅らせることができる。

無垢フローリングにフロアコーティングを施工するデメリット

  • 風合いや質感:無垢フローリングにフロアコーティングを施工すると、無垢材本来の風合いや質感が損なわれる。
  • 天然木材の機能:無垢フローリングにフロアコーティングを施工すると、表面にコーティング剤の塗膜ができるため、天然木独特の呼吸する湿度調整の機能が失われる

この記事では、無垢フローリングにフロアコーティングを施工した時のメリットやデメリットについて解説してきました。

無垢専用のフロアコーティングなら風合いや質感をできる限り損ねることもなく、日頃お手入れやメンテナンスもしやすくなります。

一方でガラスコーティングなど一般的なフロアコーティングを無垢フローリングに施工した場合、日頃お手入れやメンテナンスは楽になりますが天然素材ならではの良さを失います。

そのため、無垢フローリングにガラスコーティングなど一般的なフロアコーティングを施工する場合は、業者選びも含め通常のフローリングよりも慎重に検討することが必要です。

コーティングの種類と特徴を知ろう!
   

それぞれの価格や特徴を紹介しています。

商品や業者の選び方をチェックしましょう!
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