

フローリングをクッションフロアに変更できるのか?
最近クッションフロアは、種類も豊富で賃貸でも施行できます。
自分でやる人も増え、費用が抑えられるのが嬉しいですね。
ここではクッションフロアのメリットと、費用について紹介します。
商品によっては、熱に弱いものもあるので注意して下さいね。
サッと分かる目次
クッションフロアは進化している!
今ではほとんどの物件が洋室メインとなっていますが、洋室といえばやっぱり「フローリング」。
ただしフローリングは素材や機能性によってはコストがかかる上、メンテナンスが大変な一面もあります。
いっぽう 「クッションフロア」 という選択肢も昔からありましたが、以前のクッションフロアはフローリングに比べると安っぽい印象で、耐久性もあまりよくありませんでした。
でも現在 「クッションフロア」 もかなり進化しており、フローリングと見間違うくらいの美しく自然なものや、
斬新なでサインのもの、また土足でも耐えられるほどの耐久性を兼ね備えたものなどが登場しています。
フローリングがくたびれてきたなら、
自身でチョイスした「クッションフロア」をDIYでリフォームする 、という選択肢もあります。
フローリングをクッションフロアにする方法は2つ
フローリングをクッションフロアにリフォームするには、
自身でDIY するのと リフォーム業者に依頼する という2つの方法があります。
クッションフロアの多様化でDIYもやりやすくなっている
クッションフロアの進化とともに、自分自身の手でDIYするという方法も比較的容易になっています。
例えば業務用のクッションフロアですと「一枚もの」の大きく巻いたかたちの建材が一般的ですが、それ以外にもフローリングの木材ひとつひとつほどの大きさのものを敷き詰めていくだけ、といった簡易な商品も。
また現状のフローリングに貼り付けてしまう方法が一般的ですが、裏面が吸着するタイプの商品も登場していますので、素人でも簡単かつやり直しをしながら進められるものもあります。
インターネットで検索しても、さまざまな種類のクッションフロアのDIY商品が見つかります。そういった中から好みのデザインのもの、また施工方法が自分にあったものを選んで進めると、最安値でのフローリングからクッションフロアへのリフォームが可能です。
不器用だから…というかたはリフォーム業者へおまかせ
クッションフロアの多様化で自分自身でも比較的簡単にリフォームできるようになっているものの、時間がないとかどうも不器用で出来栄えが心配…というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
そういう場合は リフォーム業者に依頼するほうがいい場合もあります。
もちろんコストはDIYした場合に比べると高めにはなりますが、出来栄えについてはお墨付きですね。
また一般的なスタイルやデザインのクッションフロアなら、リフォーム業者のほうが安く仕入れていることから、
考えているほど高くならずに済む場合もあるかもしれません。
フローリングからクッションフロアに変更するコストは?



みていこう!
先ほどDIYで施工する方法と、リフォーム業者におまかせする方法を確認しましたが、
ここでだいたいの価格を確認しておきましょう。
DIYでリフォームする場合 | 3万円〜 |
業者にお願いする場合 | 6〜7万円程度 |
DIYでフローリングからクッションフロアに替える場合は、材料費のみのコストになりますが、リフォーム業者におまかせする場合は壁のソフト巾木の交換まで含まれることが多いようですね。
DIYの商品は接着剤がついたタイプや一枚モノのほかに、置いて並べていくだけでいいタイプのコンパクトなものなどさまざまでお値段にもかなり差があります。
選んだ商品によっては業者に一般的なクッションフロアをおまかせしたよりも高くなるケースもあるかもしれません。
フローリングからクッションフロアにするメリットとデメリット
現状のフローリングがくたびれてきているなら、比較的安価にリフォームできるクッションフロアは魅力的です。
フローリングからフローリングにリフォームする場合は「木工事」になりますので、どうしても工事費用が高めになる傾向が。
でもクッションフロアは施工も比較的簡単ですので、リフォーム業者におまかせしてもそれほど大きな出費にはならないのですね。
次にフローリングからクッションフロアにリフォームするメリットとデメリットを確認しておきましょう。
クッションフロアにリフォームするメリット
- フローリングの張替えよりリーズナブル
- メンテナンスやお掃除が簡単
- モノによっては原状復帰も簡単で賃貸でも施工可能
- デザイン性、機能も向上している
クッションフロアにリフォームするデメリット
- 家具を置くとへこんでしまうことがある
- ビニールの質感に評価が分かれる
- 床暖房つきの場合施工できないものもある
デザイン性や機能が向上している反面、やっぱりビニール製ならではのやや冷たい感じが…という意見もあります。
またもともと床暖房仕様のあるフローリングだった場合は、クッションフロアの商品によって対応できるものとできないものがありますので、あらかじめ選ぶ際にしっかり確認する必要はありそうですね。
クッションフロアの耐用年数は?
フローリングからクッションフロアにリフォームを検討する際にもうひとつ気になることといえば 「耐用年数」 ではないでしょうか。
フローリングも使っている間に劣化するものですので、もちろんクッションフロアもいつかはまたリフォームが必要になるでしょう。
一般的にいわれている クッションフロアの「耐用年数」は施工業者によると10年程度だそう。
クッションフロアの手入れは、掃除機のほかに汚れた場合は水拭きや洗剤ぶきも問題ないですのでお手入れも簡単です。
お手入れが楽な分丁寧に扱いつつ暮らせば、耐用年数を伸ばすことは可能といえそうです。
【まとめ】安価にリフォームが可能!でもメリットやデメリットも想定して検討を
フローリングの部屋をクッションフロアにリフォームする場合についていろいろとチェックしましたが、いかがでしたか。
フローリングにリフォームするにはそれなりにまとまった費用がかかりますが、DIYでもリフォーム業者にお願いしてもクッションフロアなら比較的安価に進められます。
とはいえ、クッションフロアにもメリットやデメリットがあるので、検討する際にはそれらも頭に入れて考える必要はあるでしょう。
クッションフロアも多様化していますので、リフォームを検討する際には商品の特徴を比較しつつ、またリフォーム業者におまかせする場合は何社かに相談することをおすすめします。
●クッションフロアにリフォームするメリット
- 【価格】→張替よりリーズナブル。
- 【メンテナンス】→お掃除が楽ちん。
- 【手間】→賃貸でも施工が可能。
- 【セレクト】
→デザインも選べ、雰囲気が変わる。
●クッションフロアにリフォームするデメリット
- 【耐熱性】→暖房器具に耐えられない場合がある。
- 【質感】→ビニール製の触感が苦手。
- 【耐久性】→家具や重いものをおくと、へこんでしまう。
それぞれの価格や特徴を紹介しています。

