愛犬と暮らしで思うことは、怪我なく元気に過ごしてくれることが一番嬉しいですよね。
室内飼いでは、絨毯・カーペットを敷くことでフローリングでワンちゃんが滑るのを防ぎ怪我をしにくい環境ができます。
でもおしっこや食べこぼしなどが続くと衛生面のことが心配になりますね。
ここでは 犬との暮らしで絨毯やカーペット、ラグを敷くことのメリットやデメリットを紹介します。
犬と生活するために絨毯やラグを敷くメリット
まずラグやカーペットを敷く一番の理由はやっぱり 「安全性を確保するため」 です。それ以外にも以下の対策があります。
● ペットの安全を確保する対策
- ラグなどがあるとワンちゃんが居心地よさそう
- 防音性が向上して良い
- フローリングの傷防止には絶大な効果あり
犬は走るとき、爪や肉球で地面をとらえて滑らないようにしてけりだすのですがフローリングはそういうことがやりづらいのでラグなどを敷くと自由に行動ができますし、くつろぐこともできて居心地もよいですよね。
またマンションなど集合住宅の場合、犬が駆け回ると階下にけっこう音がして不快なものですが、軽減できます。
犬と生活するために絨毯やラグなど敷物を敷くデメリット
ではケガ防止を考えて敷いたラグやカーペットなどはデメリットはあるのか?考えられるデメリットのほとんどが「掃除にかかわること」 ですね。
● 絨毯やラグなど敷物を敷くデメリット
- 独特の臭いが取れない
- 抜け毛がからみついてやばい
- 粗相の掃除が壊滅的につらい
- 犬が絨毯を噛む
- 犬が絨毯を掘る
犬はシャンプーなどをしてお手入れしてあげても、どうしても独特のにおいがあります。ご家族以外が犬のいる家に行くとやっぱり独特のにおいを感じるものです。
布はそういうにおいをため込む傾向がありますし、抜け毛が絡みつくと掃除機をかけても取れにくい、おしっこなどをしてしまうと丸洗いできない場合、シミ、におい、衛生面で苦労します。
さら爪でひっかいたり、掘ったり、遊びで噛んだりする子もいるのでラグを美しく保つのはあきらめるべきか・・・という感じになるかもしれません。
ペットを床の滑りから守るために敷くならラグならまだいいかも?!
滑り止めを考えて敷く素材、例えば分割タイプのカーペットや軽めのラグなど物によっては掃除が楽になることもあります。
● ペットの滑り止めのためにラグを敷くメリット
- 洗濯機に入るサイズなら、汚れたら洗濯できる
- 部分的に敷けるので汚れたところだけ取り換えられる
でもこういった軽いタイプのラグなどは軽いものが多くて逆に滑り止め効果が低くラグそのものが滑ってしまうこともあります。
そうなってしまうとケガの心配が出てきますから、ほんと痛しかゆしという感じですね。どこの利点を優先するか検討してみてくださいね。
犬と生活するためのラグやカーペットの選び方
犬と暮らす場合、滑り止めを期待して敷くものを選ぶ場合、ちょっとした ポイント があります。
ペットと生活するためのラグやカーペットを選ぶポイント
- パイルがカットされた「カットパイル」にする
- ラグなど敷物そのものが滑らないものか、別途滑らない工夫を施す
- 丸洗いできるものか、汚れた部分だけ取り換えていけるものにする
走り回っているときにパイルがループになっていると引っかかって逆に転倒するというリスクが生じますのでループ状ではないカットパイルがおススメです。
またラグが軽すぎるとラグごと滑ってしまうリスクもあるため、そのものが滑らないかどうかにも配慮しましょう。
吐いてしまって粗相をしたときは?こういったこともありがちなことですが丸洗いできるサイズ感のものや、タイル状、パズル状でその部分だけ取り換えられるようなものを選んでおけば粗相があったときも掃除が楽ですよ。
【まとめ】愛犬のケガ対策とはいえ、衛生面でマイナスが多い
●ペットとの生活のために絨毯・ラグ・カーペットを敷くメリット
- 【肌触り】ワンちゃんが居心地よさそう
- 【防音】防音性が向上する
- 【耐久】フローリング傷防止には効果がある
- 【費用】低コストでできる
- 【交換】洗って干すことができる/b>
●ペットとの生活のために絨毯・ラグ・カーペットのデメリット
- 【衛生性】独特の臭いが取れない
- 【不衛生】抜け毛がからみつくととれない
- 【メンテナンス】粗相の掃除がしみつくと大変
- 【劣化】ワンちゃんが絨毯を噛む・掘る
滑ることでのケガ対策としてはカーペットや絨毯、ラグなどを敷くことは簡単にできていいものですが掃除や衛生面ではマイナス要素も多いです。
よほどまめに掃除をしたり洗濯ができるならこういった対策もいいですがズボラな飼い主さんの場合、よけい家の中が散らかったり、ボロボロになったりして他人を呼ぶのをはばかるようになるかも…。
どういった対策が衛生的にいいのか、犬にとっていいのかを熟慮して安全で清潔に暮らす工夫や対策をしていきましょう。
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