フロアコーティングって施工も大変なのかな?コーティングの種類にもよるけど、1〜2日で施工はできると思う。
フロアコーティングは、初めてだと「どこから手をつけたらいいのか?」「どんな施工の流れなのか?」などよくわかりませんよね。
今では沢山の施工会社があるので、気軽に問い合わせて資料を送ってもらえます。
見積もりを出してくれるので、気になるフロアコーティング業者には、見積りをお願いしてしっかり予算とすり合わせすことが大切ですね。
フロアコーティングの見積りから、仕上がりまでの施工の流れを紹介します!
フロアコーティング施工の流れ!まず見積りから始めましょう
フロアコーティングと言っても、今ではかなり多くの会社がありますし、その種類も多様化しています。
またおうちのフローリングの種類もさまざまですので、どのフロアコーティングが家のフローリングに最適なのかは違います。
「このフロアコーティングしたい!」と思っても、すぐ業者にお願いするのではなく、先に見積りや相談しましょう。
そして業者に相談した上で床の現状をチェックしてもらい、商品を選定してから実際のフロアコーティングという手順が正解です。
今暮らしている家のフローリングの材質が、自分では何なのか判断できないこともあります。
フロアコーティング会社によってはショールームを設置しているところがありますし、実際に施工したフローリングのサンプルとして送ってもらえるところもあります。
複数の施工業者の公式サイトなどをチェックして、施工するコーティングの特徴やメリットデメリット、コーティングの耐用年数などを確認しましょう。
その上でフロアコーティング会社に資料請求して、問い合わせることから始めましょう。
複数の会社で見積もりした後どのフロアコーティングを施工するのかを決める
フロアコーティングの施工価格は、業者によってかなり差があります。
実際に施工したユーザーの意見を調べてみたり、サンプルを触ってみるなどして慎重に判断する必要があります。
保証期間を設けている業者も最近は多いですので、施工後にアフターフォローがあるのか?どの範囲までフォローしてもらえるのか?が重要です。
サンプルや見積もりを取り寄せたり、相談したりして最終的に家のフローリングに最も適した商品を選んで施工を依頼しましょう。
フロアコーティング業者によっては、契約時に施工代金を清算するケースがあります。
フロアコーティング業者によっては、クレジットカード決済が出来るところもあるので、支払の方法やタイミングについても確認しておきましょう。
その他の支払方法としては、一般的なものではローンや現金支払い、振込みがあります。
いよいよフロアコーティングの施工する!施工箇所のチェックと養生
フロアコーティングの施工当日になったら、まず施工するお部屋のチェックからはじまります。
新築の家ならフローリングにキズがない状態ですので大丈夫ですが、中古物件や既に生活している家のフローリングには大きいキズや小さなキズがあります。
中古物件や居住している家のフローリングにフロアコーティングを施工する場合は、事前にキズの場所を確認しておかないと施工後に会社とユーザー間でトラブルになるリスクがあります。
そのため、フロアコーティング会社は、事前に施工箇所のフローリングの状況をしっかりとチェックするのが通常です。
一般的にフローリングの状態をチェックする際には、施主(ユーザー)が立ち合いすることが多いですので施工スケジュールをきちんと把握しておきましょう。
立ち会う時間は通常30分程度で、立ち合い時に比較的目立つキズが見つかった場合、業者によっては修復を行ってからフロアコーティングします。
時にはフローリングに穴が開いたような状態になっているケースもありますが、パテ埋めをしてコーティングするとほとんど目立たなくるようです。
フローリングのキズ補修をしてからフロアコーティングの施工に進むため、必要に応じて壁や家具に養生シートで保護するなど養生などを行っていきます。
施工箇所のワックスを剥離していく
新築のおうちの場合は必要ないですが、すでに暮らしているお家のフローリングの場合、こまめにワックスがけをしている人もいらっしゃいますね。
もし、普段から定期的にワックスを掛けていたフローリングにフロアコーティングを行う場合は、現在塗っているワックスを全て剥がす必要があります。
ワックス掛けを1度でもやったことがあるフローリングの場合は、ワックス剥離の行程が入ります。
フローリングの清掃とアルコールでの洗浄と除菌
1度もワックスを掛けていないフローリングの場合は、養生のあとフローリングの清掃を行います。
この時フローリングにホコリやゴミが残っていると、コーティング剤にホコリやゴミが混ざった状態でコーティングすることになってしまうので細心の注意を払って清掃します。
入念にフローリングを清掃した後は、アルコールでフローリングを洗浄、除菌します。
このように、フロアコーティングを施工する前に丁寧な事前作業することで、フロアコーティングの出来栄えにも大きな差が出ます。
キズや穴の補修作業と下地の処理・乾燥
フロアコーティング施工前の作業は、清掃・洗浄・除菌の前にフローリングのキズや穴、凹みの補修作業の行程が必要になります。
キズや穴、凹みの補修は現在のフローリングに近い色合いの樹脂などを、キズや穴、凹みの部分に流し込んで補修します。
フロアコーティングの施工前にキズや穴の部分を平らに補修しておくことで、コーティングした後のキズや穴、凹みは殆ど気にならない状態になります。
フローリングの補修作業が終わったらフローリングの清掃・洗浄・除菌作業を行い、次にコーティングがフローリングにしっかりと密着するように下地処理を行っていきます。
下地処理を行って密着する力を高めることで、施工後のフロアコーティングの持ちにも影響が出てきます。
フローリングに下地処理を行った後は、1時間程度フローリングを乾燥させます。
フローリングを乾燥させた後は、いよいよフロアコーティングの施工開始ですのが、その前にもう一度最終の清掃を行います。
コーティング作業を進めていく
数々の工程を経て、ここでやっとフロアコーティングの施工が始まります。
慎重にコーティング作業を行い、ホコリやごみがコーティング剤の中に入り込まないように気を付けて作業を行います。
コーティング剤を塗布し終われば、フロアコーティングの施工エリアから退出してコーティング剤が乾燥、硬化するまで待ちます。
UVコーティングの場合は、コーティング剤を塗布する時に紫外線を照射して瞬時に硬化させていきます。
フロアコーティング施工後の確認と引き渡し
フロアコーティング施工後、コーティング剤がしっかりと乾燥、硬化し安定したら仕上がりの最終確認を施主と行い問題が無ければ引き渡しとなります。
コーティングの種類にもよりますが、フローリングの見た目が施工前と見違えるほど艶やかで、お手入れが楽なフローリングに生まれ変わります。
フロアコーティングの種類によっては、強力な洗剤や薬剤に弱いコーティング剤もありますので、掃除やお手入れなどで気を付けるべきポイントなどもきちんと確認しておきましょう。
フロアコーティングの施工は基本1日で家具がある場合は2日かかることもある
フロアコーティングの種類によってコーティング剤が乾燥、硬化する時間が異なりますので、コーティング作業が完了したあと部屋に入れるタイミングが違ってきます。
フロアコーティングの種類 | コーティング作業完了後の引き渡しタイミングの目安 |
ガラスコーティング | コーティング作業完了後、6時間後程度 |
シリコンコーティング | コーティング作業完了後、3時間程度 |
UVコーティング | コーティング作業完了後、数時間程度 |
引き渡しのタイミングは、あくまでも目安でフロアコーティング会社によってもタイミングが違う場合があります。
既に生活していて家具がある家の場合は、しっかりとコーティングが乾燥、硬化してから家具を戻す必要があるので引き渡しが翌日になる場合もあります。
フロアコーティング施工後の引き渡しタイミングについても、見積もりや契約の打ち合わせの際にしっかりと確認しておきましょう。
【まとめ】施工が始まれば1〜2日程度で完了!自分の家にピッタリなフロアコーティングを選ぼう
フロアコーティング施工の流れ
- 見積もり:ショールームに行き、ホームページで予め確認し数社に見積もりをとる。
- コーティングの種類:会社を絞ったらコーティングの種類を決める。
- スケジュール:施工金額を確認して日程を決める。
- 養成:(中古物件)傷のチェック、養成する。
- 剥離:(中古物件)ワックスを丁寧に剥がしていく。
- 清掃:ホコリやゴミをすべて取り除き除菌洗浄する。
- 補修・乾燥:傷や穴を補修してフローリングを乾燥させる。
- コーティング:コーティング剤を施工していく。種類により数日乾燥させる。
- 工賃の支払い:業者により前払いのとこもある。
フロアコーティングの施工の流れについてチェックしてきました、施工に入ってもらえば長くても2日程度ですべての工程が終わりますので、それほど時間が掛かるわけではありません。
フロアコーティングを施工すれば、フローリングのメンテナンスは劇的に楽になりますので、フロアコーティングを検討している人はサンプルと見積りを取り寄せることから始めましょう。
それぞれの価格や特徴を紹介しています。